Perfume First Tour「GAME」
2008年1月16日に6thシングル「Baby cruising Love/マカロニ」が発売されました。このシングルはオリコン週間3位まで上昇しました。
メンバーがMVの撮影時のことをラジオなどで「Baby cruising Loveで初めてスタジオで大きなセットを組んでもらった」と言っていたのが印象に残っています。
MVを見ればわかりますが、スタジオのセットと言えども、横長の壁に点滅する電球をつけて光らせただけです。
現在のPerfumeのような大掛かりな舞台セットやロケとはくらべものにもなりませんが、当時としても、言い方が悪いですが大工道具をして電球に配線すればできそうなセットです。そのレベルのセットにもメンバーは、作ってくれたことにとても感謝していました。
これ以前のMVではクロマキー合成のCGでスタジオには実質何もなかったのでしょう(エレクトロワールドとかコンピューターシティ等)。ですから、このMVで何メートルの幅に渡って実際に電球が光っているだけで感動ものだったのかもしれません。
チョコレイト・ディスコのMVでは万華鏡みたいな鏡の箱に閉じ込められて、視線を向けるのがどこかわからなかったという話もしていましたし。それから比べると、よっぽど撮影セットを作ってもらった感激があったのでしょうね。
さらにはテレビ朝日系の老舗音楽番組ミュージックステーションに出演を果たしました。
ゴールデンタイムの生番組に初出演なので、見てるこっちの方が緊張でお腹が痛くなったりしながら、テレビの前で正座して見ました。
2008年2月14日にはPerfumeの公式ファンクラブ「PTA」が発足しましたので早速入会しました。
GAMEツアーのチケットにも申し込みましたが、全国ツアーができるほど人気が出たということでもありますから倍率は高く、名古屋と横浜しか当選しませんでした。
GAME TOUR 名古屋公演
2008年5月6日 Zepp Nagoya
これが人生で初めて見たPerfumeのワンマンライブでした。
GAMEからエレクトロ・ワールド→コンピューターシティと続く怒涛の導入は、今のライブでの興奮につながるような展開でした。
ライブハウスでは最前付近にいない限り、Perfumeの上半身はおろか頭ぐらいしか見えなかったりするのですが、ライブの迫力や躍動感に圧倒されました。
ライブのすばらしさについてはここで説明するよりもDVDやBlu-rayで見てもらうことにして、憶えているMCのことを書きます。
今でもライブでグッズ紹介をしますが、GAMEツアーのときもグッズ紹介のコーナーがありました。
最近のライブではグッズ紹介がコーナー化しているわけではないですが、GAMEツアーのときは、MCで「アトマイザー劇場」というグッズ紹介なのかよくわからない寸劇を毎公演やっていました。
ツアー中のどこから始まったのかはわかりませんが、名古屋公演のときにはすでにアトマイザー劇場と呼ばれていたと記憶しています。
ツアーグッズとしてアトマイザーが販売されていて、それを使ってのっちが樫男(※)に告白するというようなストーリーでしたが、アドリブなのでストーリーがあってないような寸劇でした。
(※樫男:かしゆかがのっちの彼氏という設定で、アトマイザーをプレゼントしたりされたりという意味不明な寸劇をしていて、あ~ちゃんはおもしろおかしく突っ込みを入れるような流れ。この時の樫男がもとになってカシオ計算機さんの公式twitterがPerfume押しになったのかどうかという関係は不明である)
GAME TOURの後援をしてくださっていた森永乳業株式会社さんが出口でPINOを一箱ずつ配ってくださるという幸運に恵まれました。名古屋は工場が近いので持ってきたという話でした。
あ~ちゃんの指示で2階席にいる森永乳業株式会社さんの偉い人にありがとうを言ったのでした。
Perfumeがイメージ・キャラクターを つとめる「エスキモー ピノ」のTV-C Mオン・エア開始
カッチカチに冷えたPINOでしたが、新幹線の時間が迫っていたのでZepp Nagoyaから名古屋駅までの路上でPINOを食べてる人が多数いました(自分を含む)。
PINOがカッチカチでなかなか刺さらなかったので、信号待ちで立ち止まってるときに落とさないように慎重に刺さないと食べられなかったことを思い出します。
GAME TOUR 横浜公演 + 横浜追加公演
2008年5月31日-6月1日 横浜BLITZ
今はなき横浜BLITZで行われたツアー終着地横浜で行われた初日は初夏の気持ちの良い日だったような気がします。
名古屋公演で無料配布されたPINOへの恩返しでしょうか、近くのコンビニではPINOがすべて売り切れたようです。
また、PINOを買い占めて、会場周辺でプラカ(※)しているファンたちにPINOを配ってた人がいるというのも噂になりました。
(※プラカ:チケットを譲ってほしい人たちがプラカード(のような紙)を掲げて、道行く人たちにチケットを譲ってもらえるようにアピールする行為)
6月1日は梅雨特有の天気が悪い日だったような記憶があります。物販のときは雨も降ってたような気がする。
最終日はスタッフさんの粋な計らいで入場時に秘密裏にサイリウムが配られました。
説明書きにはずっと秘密にしておいて最後の曲の合図でサイリウムを袋から出して発光させるよう指示がありました。
ラストのwonder2でサイリウムの合図が出ましたが、そこまでライブに夢中だったのでサイリウムをカバンから取り出すのに時間がかかってしまった。
サイリウムの光を見てメンバーは大泣き。観客としてもライブに対して感謝したいという気持ちがあったし、それをスタッフさんのご厚意で見える形にしてもらえたのがうれしかった。ライブに参加して、ライブを一緒に作っているという一体感があったし、これで初の全国ツアーも大成功という気持ちで胸がいっぱいになりました。
ライブが終わってもフロアに残った客で三本締めとかしました。
ツアーが終わってからメンバーが明かしたところによると、広島か福岡が終わった後で疲労のため点滴を打ったそうですが、ステージの上ではそんなことを感じさせない力強いパフォーマンスでした。
ライブ中には2008年秋に武道館2日公演が発表されて、いよいよ日本を代表するアーティストへ一歩足を踏み出したのでした。
コメント
コメントを投稿